2023年10月創業の株式会社ANIGAFAの代表取締役就任予定の森です。
本日は今話題のNFTについてお伝えしたいと思います。
さいごまで読んでいただけると嬉しいです。
それでははじめましょう。
NFTとは?
NFTは「Non-Fungible Token(非代替性トークン)」の略で、ブロックチェーン技術を利用することにより、コピーが可能なデジタルデータに対してオリジナルの資産的価値を証明するものです。
簡単に言えば証明書です。この画像の保有者は誰ですか?って証明するものであって、決してただの画像をNFTにしてもブランド力が上がる訳では一概には言えないのです。
絵が上手い人がNFTにするならまだしも、素人の絵がNFTになっても元がダメなら売れないのが現実です。
NFTの活用例
NFTはアート業界で大きな話題となっています。
しかしこの前のイベントにお会いした方はこの事例を否定するような発言をしました。理由はNFT本来の使い方を間違っていることです。
正確に言えば投機物や一攫千金のような捉え方ですが、本当はデジタルの証明書であるだけなんです。
例えばアイドルファンのCD10枚で握手券を買うとしましょう。
しかし10枚買ったら部屋が埋まります。だけどNFTなら解決できるんです。
これがNFTの本来の使い方らしいです。
NFTのマネタイズ
ここで重要なのはNFTのマネタイズ方法です。非代替性の証明書だとしても本体に価値は必要です。
例えばアイドルの握手券とかゴルフとか色々です。
このように元々価値があるものをNFTとして販売することでメリットとなります。
NFT市場はマーケッツアンドマーケッツ社によると、2022年の30億5,600万米ドルから2027年までには136億7,900万米ドルと、4.4倍超の規模にまで成長すると予測しています。
しかしチャットGPTなどの生成AIブームとなる一方で、Web3のブームはやや熱が冷めてしまいました印象もあります。このようなところも含め、NFTの活用に注目です。
NFTは遠くのものではなく近くのものです。
NFTの活用
先ほども述べたようにNFTはアート業界で大きな話題となっていますが、その利用はアートだけにとどまりません。例えばゲーム、収集品、トレーディングカード、音楽、eチケット、ウォレット、ドメイン名、メタバース上の財産など、あらゆるデジタル資産をトークン化・商品化できます。
しかしこれらは老若男女全ての方ができるでしょうか?
全ての方に身近にあるものでしょうか?
答えはNOです。なぜならアートは誰にとっても価値があるものでないし、音楽やウォレットやメタバースもあくまで趣味です。これが貧困層や中間層でも活用できるNFTではありません。
ラグジュアリーは万能な活用ではなく、手段なのです。正しいのは証明書としての使い方です。
NFTは万能ですが、あくまで金持ちの所有物にならないことを祈ります
NFTの奇跡
ではNFTは人間を救える産物でしょうか?結論としてはそうだと思います。例えばCDをフリマアプリで販売しても製作者にはお金が振り込まれません。転売もまた悪です。
しかしNFTなら第三者取引も手数料の一部が入り、善となります。
そうすればクリエイターエコノミー内で収入が多く得られ、賃上げに繋げられるものなのです。
これからも引き続き注視していきます。
これからも声を大にし発信していきたいと思います!
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