生成AIバブル!イラストレーターの視点から考える人間の仕事を奪うことは可能か?

blue bright lights Animation creator アニメ制作企業
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生成AIとは何か?

近年、生成AIの技術が注目を浴びています。

まさに人類vsAIの未来の1歩でしょう。

つまり生成AIとは「人工知能が新しいデータや情報を”生成”する技術」

を指します。

例えば文章音楽、そしてイラストなど、

あなたが入力した文章を基礎にし

さまざまなコンテンツを自動で作成することができます

しかしその技術にも弱点があります。

それは膨大な情報を整理する際に

一部のバグが起きてしまう点です。

たしかにAIはより高度な絵を描けます。

ただ元となる画像を組み合わせること

から、指が6本になったり、不自然な前髪

になったりなど微増たるバグが存在するのです。

この点は現職のイラストレーターの力が

問われていくでしょう。

生成AIのイラスト能力

実は、生成AIはすでにさまざまなイラストや

デザインを自動生成する能力を持っています。

その力は決して素人レベルでなく、

プロの領域です。

code projected over woman
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これにはGANs (敵対的生成ネットワーク) などの技術が使われています。

たとえば、AIが生成した「猫の絵」は、実際には存在しない猫の姿をリアルに描写しており、人間の目を欺くほどのクオリティがあります。

いったいなぜでしょうか?

答えはネットワーク上にある画像を抽出して

リミックスする手法です。

そのためAIはまずデータベースにアクセスする

ための法整備を行わなければ

成長しなかったのです

lawyers posing for a photo
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しかし米国ではある女優が生成AI運営会社に

彼女の著作物が不正利用されていると

訴えたのです。

これを見るとAIと著作権の範囲が

明確なガイドラインを作成しない限りは

まだリスクあるビジネスかも知れません。

イラストレーターの役割はAIだけでは難しい

イラストレーターの仕事は、

ただ絵を描くだけではありません

イラストレーター1

確かにAIはあなたが思った絵を描くことが

できるでしょう。しかしイラストレーターには

感情やメッセージを伝えるための独自の視点や感性が必要です。

AIではまだ抽象的な事柄を示すのが現状です。

たとえば、ディズニーの映画

『アナと雪の女王』のエルサやアナの

キャラクターには、背景や物語、

感情が詰まっています。

「ありのまま」という言葉を描いた作品や

登場人物、起承転結の構成こそ

人間が描ける魅力です。

blue bright lights
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しかしAIの場合は1分程度のショート動画

登場人物を少なくしたり単純なストーリー

望むなら可能ですが、どうしても複雑な作風や構成を行うことはまだ難しいのです。

だから「クラウドソーシング」サイトでも

ショート動画の構成が仕事依頼の中で

多いのです。

これらの深い背景や感情を持ったキャラクターをAIが完璧に作成するのは、現状では難しいと言えます。

しかしいずれそう遠くない未来で可能になると

信じています。

新しい働き方

ただし、AIの進化はイラストレーターにとっても新しいチャンスをもたらします。

例えば、簡単なスケッチを基にAIが

詳細なイラストを生成することで、

時間の節約や新しいアイディアの提示が

期待できます。

いずれAI補正という生成AIが作った曲や

イラストを人間っぽく修正するプロも出て

来るかと思います。

また、AIが分析した流行の色やデザインを

参考にすることで、トレンドに合わせた作品を生み出すのも楽になるでしょう。

それだけでなくチャット型のAIなら

あなたのアイデアを魅力的にする

コンサルタントになります。

試しに「あなたはプロのアニメ作家です。この登場人物をモチーフにしたアニメ脚本を女子大生向けに500文字程度で構成してください。」

入力するだけで脚本が完成します。

少し気になったらチャットなので返信するだけ

でもっといい作品ができます。

これがAIと人間の共創です

生成AIの時代

生成AIの技術がどれだけ進化しても、

人間独自の感性にはまだ勝てません。

膨大なデータを読み取れるなら、今度は取捨

選択することが求められます。

よりよい生成AIにし強い情報をインプット

させなければいけません。

だからこそ、AIをただのツールとして活用し私たちのクリエイティビティや情熱を最大限に発揮することが、これからの時代に求められるスキルとなるでしょう。

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